オーストラリアの「へそ」エアーズ・ロック(ウルル・カタ・ジュタ国立公園)の思い出です。
「‘エアーズロック’と‘グレートバリアリーフ’8日間」
☆ 日程
東京発 1993年(平成5年)8月22日~29日 8日間
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1日目 夜 東京発 日本航空(JL775便)22時00分発 → 4:00AM 機中泊
2日目8/23 早朝 ケアンズ着 終日自由行動 ケアンズ泊
3日目8/24 午前 ケアンズ発 アリススプリング経由で‘エアーズロック’へ
午後 ‘エアーズロック’着
●マウント・オルガ観光
●‘エアーズロック’のサンセット観光 エアーズロック泊
4日目8/25 ‘エアーズロック’滞在
早朝
●‘エアーズロック’の登山
午後 自由行動 エアーズロック泊
5日目8/26 午後 ‘エアーズロック’発 アリススプリングス経由でケアンズへ
夕刻 ケアンズ着 ケアンズ泊
6日目8/27 ケアンズ滞在 終日自由行動 ●オプショナルツアー ケアンズ泊
7日目8/28 ケアンズ滞在 終日自由行動 ●オプショナルツアー ケアンズ泊
8日目8/29 午後 ケアンズ発 JALにて帰国 13:20PM → 19:30PM(成田)
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☆ オーストラリアの「へそ」‘エアーズロック’に行きたくてケアンズから入りました。
‘エアーズロック’はケアンズから時差が30分ある。
それほどオーストラリアは大きい国だ。
☆ 8/23(月)2日目
・早朝到着 AM3:30(現地時間AM4:10 40分の時差)
・パシフィック・インターナショナル・ホテル 712号室で小休息して、AM8:50頃に‘コンチネンタル・スタイル’の朝食をとる。
・部屋からはトリニティー湾が一望できる。
☆ 8/24(火)3日目
・6名メンバーが、4名はゴールドコーストへ、‘エアーズロック’行きは私たちだけの2名となる。
・ガイドさんに「なぜ、若い人たちは‘エアーズロック’にいかないのか?」と尋ねたら、「ハエが多いから・・・」という答えが返ってきた。
フライネット
・‘エアーズロック’に着いたら、帽子にネット(フライネット)を着けた人に出会った。
・ フライネットと飲料水と虫除けスプレーをスーパーマーケットで購入。
・スパーマーケットに、アボリジニア人の二人の女性がいた。二人とも裸足だった。
*アボリジニア人
・アボリジニという呼び名は、『オーストラリアにもとから住んでいたものたち』と言う意味の言葉から由来します。
・マルガの木で、「ブーメラン」と「槍」を作る。
くの字に曲がったブーメランは手から離れると勢い良く飛んでいき、飛ばした人のもとへきっちりと戻ってきます。
・ウイッチティの根にいる虫を食べる。
● マウント・オルガ観光
オルガスは、エアーズロックと並んでユニークな、大小36の岩からなる奇石群。
もともとは、エアーズロックの10倍という巨大な岩山だったのが、岩塊をつないでいたセメント部分が崩壊して現在の姿に。
アボリジニ語で、「カタジュタ」(たくさんの頭)と呼ばれ、丸みを帯びた数々の岩が方向によって様々な表情を見せてくれます。
● 「風の谷ウォーク」
崖を抜け、岩の割れ目を登り降りする、3~4時間の変化のあるコースで、谷の中に入ると幻想的な光景に圧倒されます。
● ‘エアーズロック’のサンセット観光
陽が沈む約1時間前に、エアーズロックへ。
岩肌の色が、刻々と変わるエアーズロックを見ながらシャンペンで乾杯しました。
* 宿泊先が変更に ザ・ガーデンズ・ホテル → アウトバック・パイオニア・ホテル 413号
* ランクが下がったようなので、帰国後クレームを旅行社に申し入れたらお詫びの品物(コンパクト傘2本)が届いた。
☆ 8/25(水)4日目
・いよいよ、世界最大の一枚岩‘エアーズロック’へ。
・早朝4:30起床 (モーニングコール頼んでいたが ナシ)
・‘エアーズロック’サンライズの為に5:30AMのバスを待つ。
・早朝のため、朝食・昼食は、お弁当になる=フロントで受け取る。
・いよいよ‘エアーズロック’だ。
赤茶(鉄分が多い)の岩肌が、大平原=平らな地面に、浮き出てきた。
世界最大の一枚岩‘エアーズロック’。
すでに2億3000年もの歴史をきざむといわれる。
大自然が造り上げた偉大な芸術です。
男性的だ。
現地人(アボリジニア人)は‘エアーズロック’を神聖なる山として崇めているため、登山することはないという。
登山する人を「アリ人」というのだそうだ。
必需品は、滑りやすいので「スニーカー」、鎖をつたうので「軍手」、風が強いので「防寒具」、両手を使えるように「リュック」などなど注意を受けて、頂上まで約1時間の登山です。
「サァ~!! アリになろう!!」
エアーズロックのコース図
高さ348m、往復1.6km、所要時間は、往復約2時間。
最初の3分の1程はチェーンを掴みながら登っていきます。
風が強い。みんな、へっぴり腰で登る。
バタバタ バタバタ、帽子が、自分が吹き飛ばされそうだ。
途中で、飛ばされそうになり、私は途中でギブアップする。
夫は頑張って登山続行。
私は一人‘エアーズロック’の周りをウオーキングする。
エアーズ・ロックは周囲をぐるりと歩くだけでも、3時間かかるほどの大きな岩、大きな屏風のようにそそり立つ岩肌。
風で大きくえぐられた岩肌。
こだまが返ってくる岩穴。
エアーズ・ロックのところどころには、アボリジニによって描かれたロックアートが残されています。
これは、とくに神聖な儀式などが行われたところで貴重な文化遺産。
また、この岩山には、滝や泉もあります。
木々にはこんなに一杯というほどの‘インコ’が、飛び回っている。
ユーカリの良い香りがする。
登山証明書をもらう
● 午後の自由行動では、ホテルの周りを散歩する。
ホテル以外には何もない、草木も腰の高さぐらいで、赤茶の土壌が広がっている。
アッ!! リンゴー(野生の犬)だ!!
夕食はカンガルーの肉を食べてみる。
赤い色でレバーと見間違える。
☆ 8/26(木)5日目
・ 午後 ‘エアーズロック’発 アリススプリングス経由でケアンズへ
夕刻 ケアンズ着 ケアンズ泊
☆ 8/27(金)6日目 と 8/28(土)7日目
・ケアンズ滞在 終日自由行動 オプション・ツアーに参加
ケアンズ泊 ・パシフィック・インターナショナル・ホテル 712号室
● ケアンズの町
ケアンズは、オーストラリアの北部、大サンゴ礁地帯‘グレートバリアリーフ’の拠点。
‘グレートバリアリーフ’は、日本列島と同じくらいの長さ2000kmにわたるサンゴ礁の連なる場所。
大小700を超える島々が浮かび、ダイビングのポイントは数えきれないほど。
町全体はこじんまりしていますが、トリニティ湾沿いのエスプラネード通りには、コロニアル風の建物が並び、熱帯植物がそよ風にゆれ、トロピカルな雰囲気が一杯でした。
● オプション・ツアー
△ グレート・アドベンチャーズのアウターバリアリーフ(ノーマンリーフ)とグリーン島
・8:30am ケアンズ桟橋から出港
・10:00am ノーマン・アウターバリアリーフ到着
セミ・サブマリン(両面大型ガラス張りの半潜水艇)でグレート・バリア・りーふの海の中を見ました。
350種類以上の珊瑚が生息している。
また、珊瑚を取り巻く青い海には色とりどりの熱帯魚が群をなしている。
また、底がガラス張りのボートも楽しみました。
・2:30pm グリーン島到着
グリーン島は、キャプテン・クックによって名付けられた島。
サンゴで出来た一周歩いて20分ぐらいの小さな島です。
‘マリーンランド・メラネシア’では、大きなクロコダイル(ワニ)を見ることができます。
・5:30pm ケアンズ帰着
翌日も●オプション・ツアーです。
△「キュランダ鉄道とアソート高原へ」というツアーに参加しました。
* キュランダ鉄道の旅の後、熱帯雨林を水陸両用で走り、アボリジニの文化に触れました。
* アサートンテーブルランド(高原) Atherton Tableland とは・・・。
ケアンズ南西に広がる丘陵地帯。
観光鉄道やスカイレールが有名なキュランダ、マリーバ、アサートンなどの町があり、アリ塚の点在する乾燥地帯、野鳥の多い湿原、湖や滝などの見所がある。
カーテンフィグツリーやバリン湖、南方のパロネラパークなどが人気。
クランダ鉄道。
ケアンズ → ストラットフォード → フレッシュウォーター → レッドリンチ → ジャンガラ → ホースシュー・ベンド → 第2トンネル → ストーニー・くりーく渓谷 → グレイシア・ロック&レッド・ブラック → バロン渓谷 → ロブス・モニュメント → バロン・フォールズ・ステーション → キュランダ
川あり、渓谷あり、急勾配を登り、サトウキビ畑を通り、さんご礁を望み、15個のトンネルをくぐり、見事な滝を眺め、熱帯降雨林の真ん中の町クランダに到着した。
遊覧列車内での説明は、オーストラリア訛りの英語なので、考えているいる内に通過してしまうこともあるが、充分楽しむことができました。
頂いたパンフレットは日本語です。
*カーテンフィグツリー
カーテンフィグツリー Curtain Fig Tree
ケアンズ近郊のアサートン・テーブルランドで最も有名な観光スポットです。
締め殺しのイチジクと呼ばれる植物が、他の木に寄生してやがては元の木が半分倒れかかり、イチジクが巨大なカーテン状に垂れ下がったもの。
*「アーミーダックツアー」
キュランダでは「アーミーダックツアー」に参加です。
「アーミーダック」とは、英語の綴りは「DUKW」なんです。
D=1942年に初運転
U=水中でも楽々動ける、水陸両用、六輪駆動でどんな道でもOK。
K=前輪駆動 ハイウェイでは、四輪駆動。
W=2つの後部アクセル
レインフォレスト(熱帯雨林)には、シダの木の元祖が、生茂り、野生動物が生息しています。
アッ!! トカゲみたいなものがいます。
「イースタン・ウォーター・ドラゴン」エリマキトカゲの一種だそうです。
木の色に似ています。
* アボリジニの文化に触れました
ブーメランや槍を使って見せてくれました。
お土産として「アボリジナル・アート」を購入しました。
細かい点で描かれた点描画です。
「二人の姉妹と水蛇」という伝説が絵になっています。
その昔、中央オーストラリアの砂漠地帯に住むアボリジニが食べ物や水、動物の在処などを示すのに幾何学的な模様を地面に描き、地図の様に使っていたものです。
☆ 8/29(日)8日目
・午前中 自由行動 ケアンズ市内のお土産屋さんを見て歩く。
* オパールの店、‘大橋巨泉’の店があった、スーパーマーケットものぞいた。
・午後ケアンズを13:30発 日本航空JL776にて、無事 東京(成田)19:30着。
旅行カバンを宅急便に託し、帰宅した。
オーストラリアの‘へそ’である赤土の大地「エアーズ・ロック」と「グレートバリアリーフ」というサンゴ礁の海を楽しみ、自然の造型の美に感動した旅でした。
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・これは、今から12年前のオーストラリア@エアーズロックの思い出です。
・日本からケアンズまで飛行7時間10分、時差は1時間ですので、比較的楽な旅でした。
・ケアンズからエアーズロックまでの時差が30分もあるので、いかにオーストラリアが大きいか実感できます。
・ケアンズの町は、バブルがはじけた後だったので、大京観光が手を引いて、少し寂れていました。
・日本からの観光客が多いせいか、レストランやお土産屋のちらしは、日本人を見ると日本語のちらしをくれますので、行動が楽です。
・治安も安心でした。
・挿入画像に関しては、アナログ写真からデジカメで接写しましたので、少しぼけています。
・費用(一人)=291,000円 査証料=6,000円 渡航手続費用=3,000円 その他・オプション費用
・旅行社=ワールドバカンス
・お土産のいろいろ
オパールの石を幾つか購入。
帰国後、リングとブローチに加工してもらった。
前記の‘アボリジニの絵画’‘ムートンの敷物’、‘ハニーコム(巣密)’と呼ばれる蜜蝋をカットしたもの、‘オージービーフ’、‘コアラのマスコット’ 等々。
お土産を買うのも‘旅’の楽しみの一つですが、帰国後いきおいで、親類や知人に差し上げてしまわないと、あげそびれて、どうしようかと思う物が未だに残っています。
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次回はパースから「ピナクルズ」(砂漠にそそり立つ奇岩)を見学に訪れたいと思っております。
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